ロエベ(LOEWE)は、1846年にスペインのマドリードに、皮革職人が数人で立ち上げたレザー工房が最初の始まり。

1872年、ドイツの職人、エンリケ・ロエベ・ロスバーグがこの工房を訪れた際に、その製品の素晴らしさに感動し、自身の名前を冠したハウスを立ち上げ、共に働くようになったことがブランドとしての始まりである。
 

1905年、独創的で高い品質を誇る製品が気に入られ、国王アルフォンソ13世より、スペイン王室御用達の栄誉を授かる。
 

当初は革製品だけであったが、1980年代にはプレタポルテがスタート。カール・ラガーフェルドや、ジョルジオ・アルマーニなどのデザイナーを迎え入れていたが、事業が本格化したのはもっと後のことだったため、作品に関する記録はほとんど残されていない。
 

2013年より、英国人デザイナーのジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ・ディレクターに就任。
2016年発売のフレグランス「LOEWE 001」は、彼が手掛けている。

その他のフレグランスの作品として、「アイレ ロエベ」「エッセンシア」、「エア」などがある。