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COLUMN

スキンケアと香料の安全性のつながり

2023.06.23

Scentpedia編集部

前回お話しした天然香料・合成香料にあわせて、今回はスキンケア用品などに使用されている「香料」について、安全性を絡ませながらお話ししていきます。

スキンケア用品に使用される香料は、シャンプーやボディケア用品などに使用されている香料とは違い、「直接顔の皮膚」に使用する香料なので、スキンリテーションを起こさないために安全な香料を使うことが必須となっています。

皆さんが使用しているスキンケア用品で「当化粧品はIFRA基準を満たしているものです」といった表記を目にしたことはありますか?
見たことがない方が多いと思いますので、いったい「IFRA基準とは何なのか?」を説明していきます。

「IFRA基準」とは、香料における安全性を、その香料の用途により細かく明確化させ、基準化させたものとなっています。香料を使用して商品を制作する際、香料会社を挟み、商品化します。つまり簡単に説明をすると、「IFRA基準をクリアしている」ということは、私たちの世界で言う「運転免許をもって車を運転している」と似た意味合いになります。

逆を言うと、真っ当な香料会社と仕事をしていれば「IFRA基準をクリアしていない香料で商品を作ることはできない」という事になります。

過去IFRA基準を定める前、とある大手化粧品メーカーが出したスキンケア用品を使用すると、黒皮症(皮膚が黒くなる症状)の症状が出てしまうという事件が発生しました。
当時はまだIFRA基準が定められていなかったため、その商品を製造するうえで、現在では禁止されている成分が含まれており、その成分が原因で黒皮症の症状が出てしまいました。

このような出来事を繰り返すことにより、「国際団体IFRA」などができ、実際に、この香料は〇%以上使うことは不可、光に当たった際の変化、アジア人(例えば我々のような黄色の肌をもつ人)には敏感だったなど、香料の細部まですべて調べ上げ、安全性を確かめ基準を定めることにより、現在のスキンケア産業・人類にまで発展してきました。

最近では、野バラ油(別名ローズヒップオイルとも呼ばれる、バラ科の落葉低木「カニナバラ」の果実から抽出した、甘く上品な香りの天然の精油)が天然香料の中で唯一、100%そのまま顔につけても大丈夫だと認められています。
他にも、ローズマリー・オレンジ油なども用いることができますが、全体の使用量の10%以下にするなどという決まりがあります。

ボディケア用品の場合はスキンケア用品とは違い、基本的に洗い流すものなので、肌への残留時間が短く、スキンケア用品と比べてやや多種の香料を用いることができます。
それと同じように、ヘアケア・トイレタリー製品の分野ではさらに広範囲の香料が使用可能となっています。

実際に現在私たちの手元にわたってきている香料を使用している製品は、IFRA基準を満たしているものとなっているので、安心して使用することができます。

しかし、IFRA基準は形骸化していそうに見えて、とてもアクティブに更新されていくものです。
なので今使われている香料もIFRAの規制の改定に伴い、今まで使われていた香料が使用できなくなることも多々あり、その場合はもう一度香料を組み直さなければいけません。
このように、安全基準の更新頻度が高いからこそ、IFRA基準はとても信用ができます。

ここまで香料の安全性について細かくお話ししましたが、どうでしたか?
私たちが生きている中で、香料の安全性を考えるシーンは滅多にないと思います。

ですが、このような話を聞くと、製品に対して安心感も深まると同時に、香料の世界の奥深さや精密さに惹かれていきませんか?

これからも、香料や香水など「香り」にまつわるお話をしていきますので、是非ご一読ください。

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