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【ゲラン】数量限定〈アクア アレゴリア ハーベスト〉が登場。〈アクア アレゴリア フォルテ〉に〈ネロリア ベチバー〉も仲間入り。

2023.04.28

Scentpedia編集部

ゲランのサステナブルな革新を体現するフレグランス〈アクア アレゴリア〉より、新たなオーデトワレ〈アクア アレゴリア ハーベスト〉が数量限定で発売。さらに夕焼けのように、奥深い魅力が溢れる香りのオーデパルファン〈アクア アレゴリア フォルテ〉には、〈ネロリア ベチバー〉が仲間入り。
果樹園や花畑の奥深く。果物や花々の香りが強く漂う。きらめく陽光や雨、自然の恵みを受けた大地には、土地の特性に加え、その年の気候が反映された収穫物が実る。
その中を収穫人はまるで踊りを舞うように、代々受け継がれてきたテクニックを駆使した動きを正確に繰り返す。それは、バラやネロリの花びらの絹のような滑らかさや、マルツォーロ マンダリンの皮を傷つけないように考え出された独自の技術。そこには、自然と、自然が私たちに与えてくれるすべてのものに対する敬意が存在する。
〈アクア アレゴリア ハーベスト〉はそんな自然の恵みである"素材"にフォーカスしたコレクション。〈アクア アレゴリア〉コレクションのアイコニックな3つの香り、〈マンダリン バジリック〉、〈ローザ ロッサ〉、〈ネロリア ベチバー〉を、基本の構成はそのままに、それぞれ核となる1つの素材に光を当て、新しい解釈を与える。すべてが溶け合い残るのは抗いがたい香りの印象。それはまさに〈アクア アレゴリア〉が、自然が私たちにもたらしてくれるすべてのものに対する心からの称賛であることを物語る。
持続可能な調達を実現させる生産者たちの、絶え間ない努力と愛の結晶が生み出す〈ハーベスト〉。収穫を意味するこのコレクションが表現するのは、1つの素材に懸けるゲランと生産者たちの情熱的なストーリーだ。

イタリア南部・カラブリアの太陽注ぐ大地から届けられる、メゾンを象徴するシトラスフルーツ、マンダリン。〈マンダリン バジリック ハーベスト〉では、この果実の新たなニュアンスを引き出します。主役を担うのは、完熟する前に収穫されたマルツォーロ マンダリンから取れるエッセンス。ゲラン調香師 デルフィーヌ・ジェルクがふんだんに使用した、このマルツォーロ マンダリン エッセンスが、太陽を浴びて甘さを増していく前の果実特有の、苦みの残る香りを放ち、果皮を剥いた瞬間の、エッセンシャルオイルが勢いよく香り立つ時を想起させる。
ゲランの調香師が〈マンダリン バジリック ハーベスト〉に選んだのは未完熟のマルツォーロ マンダリン。この種は、他のマンダリンとは異なり、3月まで完熟を迎えない。そのため、11月のまだ青い時期の果皮は、ほのかに苦みのある香りを放つ。ゲランの調香師を魅了したのは、まさにこの香りだ。手摘みされたマルツォーロ マンダリンは、果皮の中に含まれているエッセンシャルオイルを抽出するため、スフマトリーチェとトルキオという2種類の機械に送られる。まず、2つのローラーでプレスしてから圧搾し、採れたマンダリンジュースを遠心分離器にかけてエッセンスを抽出。このエッセンシャルオイルがもたらすほろ苦いアクセントが、〈マンダリンバジリック〉のフレッシュさの中で力強く輝く。
〈マンダリン バジリック ハーベスト〉は、早摘みされたマルツォーロ マンダリンの果実の青い苦みが、〈マンダリン バジリック〉の明るくフレッシュなシトラスノートに、さらなる奥行きをもたらす。トップノートは、早摘みされたマルツォーロ マンダリンの果実の青みとピリッとしたビター感が、ビタミン豊富なレモンとオレンジとともにドラマチックに香り立ち、ハートノートのフルーティーなカシスと、夏の新緑を思わせるフレッシュなバジルがコントラストを描きます。ベースノートの、シダーウッドとグリーンティが爽やかな温もりで包み込む。

朝陽の上る地平線に向かって果てしなく広がるローズガーデン。夜のうちに咲いた花びらには朝露がきらめき、あたり一面をピンク色に染め上げる。ローズが優美な香りを放ち、魔法のような収穫の時間が始まる。何世紀にもわたり守られてきた変わらない技術で、花は一つ一つ、人の手で茎から外され、収穫される。エプロンの中に集められたローズは、その後大きなキャンバスバッグに移され蒸留へ向かう。新鮮さを維持するため、このプロセスはできる限り素早く行われる。〈ローザ ロッサ ハーベスト〉は、グラース産のオーガニックローズウォーターが〈ローザ ロッサ〉にさらなるローズのファセットを加え、フレッシュなローズの繊細でセンシュアルな側面を引き出した香りだ。
ゲラン調香師は、〈ローザ ロッサ ハーベスト〉のために、グラース地方の宝石と呼ばれるセンティフォリア ローズを蒸留したグラース産オーガニックローズウォーターを新たに選んだ。香料を希釈する際、通常用いられる精製水の代わりに、このフレッシュなローズウォーターが、〈ローザ ロッサ〉のブルガリアン ローズエッセンスと情熱的なターキッシュ ローズエッセンスが織りなす芳醇なローズのファセットと溶け合い、大胆さとセンシュアリティをもたらす。
〈ローザ ロッサ ハーベスト〉は、バラの花の豊かな表情と、一日を通して変化するその香りを称える。ゲラン調香師は、選び抜いたエッセンスをかけ合わせ、摘みたてのバラの複雑で繊細な香りを再現。ローズの香りが肌の上で徐々に広がると、トップノートのカシスの実と茎、ライチアコードとともに、ローズウォーターによるローズの花びらの酸味が香る。太陽を光で温められたローズが、より濃厚で、奥深いハートノートへと移ろう。この高貴な香りを描くのは、ブルガリア産ローズエッセンスのフルーティーなアーモンドのような香りと、トルコ産ローズエッセンスのハチミツの調べ。ベースノートは、サンダルウッド、ベンゾイン、ムスクがアクセントとなり、ローズが優しく肌を包み込む。

カラブリアにあるイオニア海の海岸線では春になると、その果樹園が姿を現すずっと前から、オレンジの香りが漂ってくる。オレンジの木の小さな白い花の、繊細な香りが辺り一帯を満たし、花から花へと飛び回り、貴重な蜜を巣箱まで運んでくれる、何百匹ものミツバチの羽音が響き渡る。〈ネロリア ベチバー ハーベスト〉は、〈ネロリア ベチバー〉の煌めくネロリに、ゲランの巣箱から飛び立ったミツバチたちが集めた、オレンジブロッサムハニーが心地よい甘さを添える、包容力のある魅力的な香りだ。
ゲラン調香師は〈ネロリア ベチバー ハーベスト〉で、ネロリとのまた新しい結びつきを紡ぎ出した。 シトラスエッセンスの原料と同じ木、同じ花から採れるゲランだけのハニーエキスが、ネロリの類い稀なる美しさを引き出す。 このハチミツのエレガントでフローラルな香りと、オレンジブロッサムの弾けるような輝きを引き出すため、技術的な偉業を成し遂げた。 通常フレッシュでフルーティーな香りのための揮発性化合物を捕らえるプロセスを応用し、オレンジフラワーハニーを特徴づけている香りの微粒子を捉えるために、初めて吸収に樹脂カラムを採用しました。 この丁寧に行われる技術によって抽出されたエキスは、ゲランハニーならではの絶妙なニュアンスを忠実に再現している。 ミツバチと自然、そして調香師の共同作業により生まれた香りが完成した。
ネロリのフローラルノートと上品で洗練されたハニーエッセンス。デルフィーヌ・ジェルクは、〈ネロリア ベチバー ハーベスト〉にこの類まれなハニーノートをたっぷりと加えることで、まろやかさと、繊細さを引き出した。 メゾンを象徴する原材料たちが蜜で結ばれ、深みのあるフレグランスが誕生した。 トップノートはネロリのフローラルな香りを引き立て、ミツバチが集めたハチミツと人が摘んだ花、文字通り同じ花から採れたエッセンスが完璧な調和を生み出す。 ハチミツの甘さに包まれたネロリは、オレンジブロッサムの輝きと柔らかな甘さの間で揺れ動く。 ハートノートでは、イチジクがハチミツと溶け合い、まるで太陽の光を浴びたかのように、濃厚に香り立つ。 ハニーとベチバーが包み込むベースノートは、ハチミツの中に香るシトラスのアクセントと、ベチバーのグレープフルーツのニュアンスが溶け合い、素晴らしい相乗効果を生み出す。

パッケージも、さらにサステナブルに進化。〈アクア アレゴリア ハーベスト〉のフレグランスはすべて、100%リサイクル可能な紙製のセカンドスキンに収められている。環境に配慮し、管理された森林で採れる天然のバージン木材繊維で作られるこのパッケージは、プラスチックフリー。ボトルにピタリと寄り添う、無駄を最大限に省いたデザインとなっている。
パッケージを華やかに彩るモチーフを描くのは、フランス人アーティスト、ローラ・グルシャニ。花と小麦のモチーフがエンボス加工されたベースに、それぞれの香りの原材料を象徴する色が水彩画のように色づけられたラベルがアクセントとなる。ジョイフルで洗練されたデザインでありながら、エコフレンドリーな基準を満たしたパッケージは、〈アクア アレゴリア〉のスピリットそのものだ。
メゾンのアイコン、ビーボトルにインスパイアされた〈アクア アレゴリア〉のボトルは、光沢や透明性を損なうことなく15%のリサイクルガラスを使用。全製造工程がフランス国内で行われている。〈アクア アレゴリア ハーベスト〉には、それぞれの素材を象徴するカラーのコットンコードとタッセルがあしらわれている。アクア アレゴリア ハーベスト(オーデトワレ)
マンダリン バジリック/ローザ ロッサ/ネロリア ベチバー125mL、19,400円(税別)。2023年5月1日 全国発売。

〈アクア アレゴリア フォルテ〉の新製品〈ネロリア ベチバー〉は、私たちをイタリアのカラブリアへと誘う。 ゲラン調香師のデルフィーヌ・ジェルクのインスピレーションの源となったのは、輝く太陽の下で花開き、甘い香りを漂わせるオレンジの木々が育つエーゲ海に面したイオニア地方でのひと時。 オレンジブロッサムから抽出されたネロリエッセンスが主役となり、地中海で育ったイチジクのフィグアコードが太陽の日差しとともにセンシュアルな輝きを放つ。
ゲランを象徴するカラブリア産のベルガモットのエッセンスが香り立ち、柑橘の果樹園でのひと時から始まります。 オレンジブロッサムの葉から蒸留されたプチグレンが、イチジクの葉にグリーンな抑揚を加え、イチジクがネロリを包み込み、うっとりするようなワルツを踊るかのような香りを漂わす。
主役を張るのは、力強いフローラルな香りを放つネロリエッセンス。 カラブリア産のオレンジブロッサムを水蒸気蒸留することで抽出したエッセンスは、唯一無二な稀少でエレガントな香りを放つ。 フローラル、そしてスパイスが効いたネロリが、ほのかにグリーンなニュアンスを漂わせ、眩しいくらいに輝く。
〈アクア アレゴリア ネロリア ベチバー〉のオーデトワレの象徴的な地中海のイチジクをよりふっくらと、より芳醇に。果実たっぷりのイチジクが、太陽の光で美しくはじけ、美味しそうな甘美さを放つ。その心地よい香りは、アイコニックなベチバーとトンカビーンを融合させることで、バニラとアーモンドの甘さがウッディな香りに縁どられ、アクセントとなる。優しい光に包まれるように、〈アクア アレゴリア フォルテ ネロリア ベチバー〉のどこまでもセンシュアルな香りが肌に寄り添う。

〈アクア アレゴリア フォルテ〉のアイデンティティを体現すべく、コレクションを象徴するボトルは、新たな香りの温もりと力強さを反映したゴールドのラベルが採用されている。フランスで製造されたアイコニックなボトルは、輝きと透明感はそのままに、リサイクルガラスを15%使用。このサステナブルなボトルをより長く使い続けることができるように、リフィルも可能にした。スプレー部分は簡単に外すことができ、液漏れしない〈アクア アレゴリア〉ならではの便利な設計になっている。アクア アレゴリア フォルテ ネロリア ベチバー(オーデパルファン)75mL、15,200円(税別)。リフィル 200mL、24,500円(税別)。一部店舗限定。2023年5月1日 全国発売。

お問い合わせ先/ゲラン株式会社 03-3234-3605

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