2013年に、パリのビューティー・エンター・プライズ社が発表したメゾンブランド「サークル・デ・パフューマー（LE CERCLE DES PARFUMERS CREATEURS）」が、4月25日、日本に初上陸。エルメスやイヴ・サンローラン、バレンシアガを始めとする数々のファッションブランドのフレグランスを手がける気鋭な調香師達が、”あなたの心にはどんな香りが眠っていますか？” という問いかけから自由な発想で描かれるコレクションだ。香りは全7種。アントワン・リーが手掛ける「ヴァーグ・ド・ファリー・ウェルトゥ オードパルファン」は、風に吹かれる緑の草原が波のように揺られる湖のような香りをグリーンノートを操り、人を熱狂させる霊薬（エリクシール）のような魅力を放つ。

セシル・マットンが、自身を幸せにする全てを凝縮したフレグランス「ロー・ア・ラ・ブーシェ オードパルファン」 は、太陽を浴びながらテラスで味わうモヒートのように、誘われるような美味しい香り。心の底から酔わせるような、にがく甘い泡が湧き上がる。

カリン・シュヴァリエが手掛ける「ライム・アブソリュー オードパルファン」は、ライムのようにはつらつとした香りに、クリスタルのように澄んだ女性の笑い声。二人の愛の秘密のささやきのように、恋人の低く深い声に夢中になる様を描く。

ジュリー・マッセが手掛ける「ラ・ダーム・ブランシュ オードパルファン」は、グラースに咲くチュベローズが持つ軽やかで空気のような性質を強調させ、優しく儚い抱擁、恋人のうなじへのなめらかなキスを表現している。

ナタリー・ファイツアーが手掛ける「ア・イリス オードパルファン」は、女王のような高貴さを持つイリスの香りをに、レザーのようなニュアンス、サフランをアクセントに加えることで、大胆なトーンを添え、花の冠のような存在感を放つ。

アメリー・ブルジョアが手掛ける「マグノラート オードパルファン」は、寒い冬に暖かさを与えるような、情熱的なマグノリアとウッドのコンビネーション。２つの香りが合わさることで、シルクのような軽くソフトなノートと、エネルギーの溢れる太陽の香りのコントラストが華やぐ。

ジャン・クリストフ・エローが手掛ける「オスマンテ オードパルファン」は、デリケートで可愛げのあるオスマンチュス（金木犀）の魅力を閉じ込め、酔わせるような香気に溢れたフローラルの香り。価格は、各 30ml 7,560円、75ml 12,960円（共に税込）。

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